シロアリ 調査

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シロアリ調査の注意点

シロアリというのは、家の木材を食い荒らして建物に損害を与える、ということで知られています。シロアリがいるかもしれない、と不安になった人は、まずシロアリ駆除業者などに、調査を頼むことになりますが、このシロアリの調査について、まず一番最初にアドバイスしたいのが、悪徳業者に気をつける、ということです。

 

今は、「プロに任せておけば大丈夫」、「専門家が言うんだから間違いない」、などと言える時代ではありません。シロアリ調査を頼む際には、業者を頭から信用してしまうのではなく、むしろ疑ってかかるくらいの方がいいでしょう。それには、自分でも最低限のシロアリ調査に関しての知識を持っておくことをお勧めします。

 

では、シロアリ調査とはいったいどんなことをするのでしょうか?その名の通り、シロアリがあなたの家にいるかどうかを、すみずみまで調査してくれます。床下へももぐり込み、そこに実際にシロアリがいるかどうかを調べてくれます。重要なのはこの後です。実際にあったケースでは、シロアリがいないのに、自分で持ち込んだシロアリを家主に見せ、「いました」と嘘をつき、シロアリ駆除の契約に結びつけたという、悪徳ケースです。

 

シロアリ調査というのは、無料で行っている業者も多いですが、業者側は調査するのにだってお金をかけています。行く先々でシロアリがいなくて、そのままタダ働きで帰っているのでは、採算があいません。ですのでむしろ、「シロアリ調査にも料金をとります」という業者のほうが安全かもしれません。「うちのシロアリ調査はタダなので、やっておいて損はないですよ」といわれ、そのあと、シロアリもいないのに、色々理由をつけて薬をまいたり、床下工事をしたりして、お金をとる業者もいます。「タダほど怖いものはない」とよく言いますが、このように本当に騙されてしまうケースがあるので、注意が必要です。

 

ただし、タダだからといって、悪徳業者であるとも限りません。ですので、それを見極めるためにも、多少なりと、シロアリ調査のことを知っておくべきだと思うのです。では、具体的にはどのようにすればいいのか、いくつか例をあげてみましょう。シロアリ調査を始める前に、業者さんが調査後に、どのように家主に調査結果を説明してくれるのかを聞いておきましょう。きちんと書面にして、証拠の写真も見せてもらえるのが理想的です。良心的な業者であれば、拒むことはないと思います。

 

業者さんがタダでシロアリ調査をしてくれる場合、一番いいのは、シロアリ調査をひとつの業者だけに頼まず、いくつかの業者に頼んでみることです。そして、はじめから各業者に、「念の為、この後も他のいくつかの業者にシロアリ調査を頼んでいるから、それが全て終わってから、一番よかった業者さんに頼む予定だ」ということを、はっきりと言っておくことです。これを聞いて、「早くシロアリ駆除をしないと、家が潰れるかも」、などと、契約を焦らせるような業者は、要注意です。確かにシロアリは家屋に損害を与えるので、放っておいてはいけませんが、シロアリがあとひとかじりしたら、家が潰れる、なんてことはないです。

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